大根の煮物は、中まで味が染みていて、とろける食感がたまらないですよね♪
でも、大根をとろとろにするまで煮て、味を中まで染みこませるのは、家で作るには時間とガス代が結構かかります。
圧力鍋がある場合は、短時間でトロトロに作れますが、絶対にある調理器具ではないですよね。
あるひと手間で、圧力鍋がなくても大根がとろとろに!?
そこで、TVなどで「大根を冷凍してから使う」と家でも簡単に味が染みて、トロトロな大根ができるという情報をキャッチしたので、実際に作ってみました!
「大根とツナのうま煮」に挑戦♪
普通に作っても美味しいですが、今回は前日から冷凍した大根と、生の大根を一緒に調理して
比較してみました!
今回作る煮物のレシピはこちらです👇👇
※高野豆腐がなく、代わりとして、たけのこ、蓮根の根菜を入れて作りました。
①前日から大根を下準備
使用する大根の半分を冷凍庫に入れて凍らせます。
→翌日、カッチカチに凍っていました!
②レシピ通りにまずは、レンジで下茹でします。ってもうここで違いが!
レシピに、レンジで大根と人参の下茹でを行う工程があるので、その通りに作っていきます。
左に冷凍した大根、右に生の大根を入れて、レンジ加熱スタート!
加熱後、レンジから取り出すと…おわかりでしょうか?
同じ時間、強さで加熱しているのに、左の冷凍大根のほうが透明感があります!
触ってみても、冷凍大根のほうが柔らかくなっていました!!
この段階で、もうこんなに差があるとは驚きです。
③その後も、レシピ通りに煮込んで完成♪
人参を冷凍大根と生大根の境界線代わりに、鍋に入れて煮汁がなくなるまで煮込んで完成♪
お皿に盛り付けてみると…大根の色が違いますね!!
器の左側に盛り付けた大根の方が茶色っぽく、右の方は透明感はあるものの、大根の白さが残っています。
どの角度から写真を撮っても、一目瞭然です。
いざ、実食!
熱を冷まして、しっかり味を染み込ませてから・・・いただきます♪
まずは、生の大根から。
味はある程度、染みていて、普通に柔らかいです。柔らかいけど、大根の最後の図太い繊維を感じることができます。「煮込まれても負けないぞ!」と繊維が言っているようです(笑)
次に、冷凍した大根。
・・・!? 味うんぬんの前に、「繊維どこいった?」っと思うほど、柔らかくトロトロです!!
生の大根で感じていた図太い繊維も感じることなく、最後まで柔らかい♪ 味も生の大根より、しっかり染みていて、噛むほど中から染み出てきました!
まとめ
圧力鍋を使わず、普通の鍋で作りましたが、冷凍した大根は、味が染みてトロトロでした♬
なぜ、大根を冷凍すると、味が染みやすく、柔らかくなったのか
大根は冷凍することで、解凍するときに、繊維と繊維の周りの細胞が壊れて、空洞ができます。
繊維が壊れることにより、柔らかくなり、できた空洞に味が染み込みやすくなったのです。
これから、大根の煮物を作る際は、
前もって切って冷凍しておくことを強くオススメします(*^^*)
おまけ
今回、写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、冷凍のれんこん、たけのこの水煮【正しくは冷蔵庫で凍ってしまった】も一緒に使ってました。
結果は…れんこん、たけのこは、冷凍しないでください(笑)
柔らかくなっているもののふ、水分がすべてなくなってしまい、スッカスカで、それぞれ独特の美味しい歯ごたえは消えてしまってました…。
どの食材も、柔らかくしたいから、味を染み込ませたいからといって、冷凍すればいいということじゃないですね~!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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