免疫力を高めるための食事を管理栄養士が徹底解説! | シェルファcook - パート 4

免疫力を高めるための食事を管理栄養士が徹底解説!

④外部からのバリアとなる粘膜の保護・働きを高める

のどや鼻の粘膜、皮膚は、外部からの異物の侵入を防ぐ働きがあります。その働きを高めることで、免疫力も高まります。

これらの粘膜を保護し、働きを高める栄養素としてビタミンAが効果的です。

またビタミンCはお肌のバリア機能となる「コラーゲン」を作るときに必要なので、粘膜の保護につながります。

ビタミンEは、強い抗酸化作用を持っていて、ビタミンCの抗酸化作用の力がなくなってきたら、回復させる働きもあります。

人参 かぼちゃ ほうれん草 小松菜 ブロッコリー

これらが代表する色の濃い緑黄色野菜には、カロテンや体内でビタミンAになる成分が豊富に含まれています。この成分は色素成分でもあるので、色の濃い野菜に多く含まれているのです。

ビタミンAが粘膜の保護をする効果だけではなく、食物繊維やほかのビタミンC、E、ミネラルも多く含んでいるので、代謝を高めることによる免疫力アップも期待できます☆

鶏肉

驚いたかもしれませんが、お肉はたんぱく質だけではありません♪ 特に鶏肉にはビタミンAが多く含まれているのが特徴です。

+α 鶏むね肉には、「イミダペプチド」という成分が含まれていて、この成分は疲労回復、免疫力を高める効果があるとされています。渡り鳥が何千キロも飛び続けられるのはこの成分の作用もあるとされています。

まとめ

免疫力を高める栄養成分、食品についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

これらの食品を摂っていも、偏った食生活や運動不足、睡眠不足、過度なダイエットなどをしていては、免疫力を高める効果が十分に得られません。

免疫力を高める栄養成分、食品を知ったうえで、食事だけはなく、普段の生活から意識して免疫力を高めていきましょう!

参考URL

https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/jiten/jiten06/  きのこらぼ 「β‐グルカン」

https://imida.jp/imida.html 日本予防医薬 「イミダペプチド」

https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/maintenance/rooibos/ 美味しい大麦研究所「ノンカフェインで妊婦さんにも評判。ルイボスティーの効果とは?」

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