管理栄養士として奮闘する日々を『つぶやき』として残したいと思います。
その前に、今に至るまでの道のりを簡単にご紹介します☺
自己紹介
保育園管理栄養士として3年目の26歳です☺
実は私は、26歳にして転職を2回しています。2回目の転職で保育園の管理栄養士になりました。
大学卒業後
大学卒業後は、給食会社のなかでは有名な全国にある会社に就職。約1600食を提供する社員食堂に所属するも、実際の現場は、自分が思っている管理栄養士像とはかけ離れた仕事内容でした。
料理を作るというよりは、出来合いのものを大きな箱の中で混ぜ合わせていくだけで、”料理を作った感覚が一切ない”仕事に驚きました・・・。献立も作成することはなく、会社本部の方が作った献立をサイクルで回していくだけ。
1600食ともなると洗う食器の量もすさまじく、プールのような広さの洗浄室で、耳の鼓膜が破れそうな音の中、食器を洗っていきます。先輩方は耳栓をしていて、何も知らされない私は耳栓をせずに洗浄室へ。その日に、耳を故障。ストレスとともにメニエール症候群と診断されました。
1回目の転職
症状が出ていたこともあり、3か月で退職し、アレルギー科・小児科のクリニックへ転職。(大学では、食物アレルギーの研究室に所属していたため、アレルギー科のクリニックへ)
開院したてのクリニックということもあり、初代の管理栄養士として栄養指導や食物アレルギー児の対応を積極的に行えるよう奮闘しました。
乳児検診も行っていたため、離乳食の進め方に不安なお母さんたちの離乳食へのアドバイスをすることになり、離乳食の知識を学ばせてもらいました。
また、院内処方であったため、薬と食物の相互作用についても説明する機会が多々あり、薬と食物の関係についても学ぶことができました。(学生時代に、薬と食物の相互作用について勉強していたので、より実践的に知識を蓄えることができました。)
しかし、本業である栄養業務の栄養指導件数は増えず・・・。1か月に2~3件、1週間に1件あるかないかの状況が続きました。逆に、医療事務の内容、診察補助、薬の発注管理など栄養業務とは全く違う業務内容をほぼこなす日々・・・。
院長先生は最初こそ、栄養指導を増やして料理教室なども開きたいと言ってくれていたのですが、実際は積極的に栄養指導へ誘導してくれず、栄養指導に対する理解もあまりありませんでした。医師が栄養指導の指示を出さなければ、栄養指導が必要だと思う患者さんでも勝手に栄養指導することはできません。なので今後も、栄養指導件数を増やすことは難しいと判断し、1年と半年間勤務したクリニックを退職しました。
2回目の転職
2021年で保育園の管理栄養士として3年目を迎えます。もともと、料理が大好きで実家でもよく家族の夕食を作っていました。その料理好きな部分と、クリニックで離乳食について勉強していくうちに実際に子どもたちへ食事を作りたい、アレルギーの知識も活かしたいと思い、保育園への転職を決意しました。
また、勤務時間も保育園だと早い時間に帰宅することができるので、結婚した今でも家事と仕事を両立することができています♪
実際に今振り返ってみると、転職して本当に良かったなぁと思っています。1回目の転職は就職後3か月でしました。今でこそ「転職」のイメージが良くなりつつありますが、まだまだ「転職」に対してマイナスな印象を持つ方が多いと思います。ましてや、たった3か月で転職・・・(笑)
転職するか悩んでいる時に、私の大学の先輩方も転職している人が多いことがわかりました。その先輩方の話を聞いていると、色々な職場を経験することができて、スキルアップに繋がっているという意見ばかりでした!
ダラダラと将来性がないのに続けいている時間がもったいないと思ったので、就職して3か月であろうと転職を決意しました。
現在
今は、毎日100食ほどの給食とおやつを作っています。大変なこともたくさんありますが、子どもたちが「きょうのきゅうしょく、なに~?」「きゅうしょく、美味しい~!」と元気に駆け寄ってくれる姿に励まされながら、毎日頑張れています♪
つい最近、保育園の管理栄養士として3年目の節目を迎えることができたので、今までの管理栄養士として歴史を振り返ってみました。
管理栄養士・栄養士として転職を悩んでいる方へ
管理栄養士・栄養士の職場が多岐にわたります。職場によって仕事内容も全く異なります。
転職するのは、体力・時間・お金もかかりますが、転職後の自分の行動次第でスキルアップに繋がるので、ぜひ前向きに考えてほしいと思います☆
私のこの経験が、転職を悩んでいる管理栄養士・栄養士さんの勇気に繋がれたら嬉しいです♪
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